9割の人が勘違いしているFXのこと
今回こうしてFXについて
さも達観したようなブログを
書こうと思い至ったのは
ついにFX歴が10ヶ月という
二桁に達したからである。
もちろん読者の中には
『ふん、青二才が』
と鼻を鳴らす方も
いらっしゃることだろう。
FXというマネーが絡む取引に
21歳の若造が10ヶ月ごときで
さも知ったげな口を利くのは
おこがましさの極みである。
そしてこのことが
今回の記事の中心となる
勘違いのひとつでもある。
大学生になるまで
投資や投機ということに
まるっきり無縁の生活を
送っていた筆者が
FXに出会ったきっかけは
『簡単に莫大なお金を稼げる』
と勘違いしたからである。
これは全くの勘違いであった。
マネーが絡む取引で生活を賭けている
人もいるほどFXの世界は血みどろだ。
FXの世界は素人が
簡単に稼げるものではない。
筆者の唯一の成功は
お金の釣られたとはいえ
臆することなくFXの世界に
飛び込んだことだけである。
しかし、幸いなのは
プロでも簡単に稼げないということだ。
なぜこれが幸いかと言うと
ビギナーズラック含め初心者にも
勝負する見込みがあること
と同義になるからだ。
単発、まぐれ、で素人が
莫大なお金を手にする可能性がある
ことに関しては真実である。
さながら宝くじのように。
しかし宝くじより
その確率は十分に高い。
生まれた瞬間からFXという
選択肢があったなら
これまで宝くじに賭けてきたものを
間違いなくFXに賭けていただろう。
我が人生で一片の悔いがあるなら
このことだけだ。
さて、
9割の人が勘違いしていることは
『FXはすぐに稼げる』
ということであるが
もうひとつ大きな勘違いがある。
『FXは素人にはムリだ』
ということだ。
なんとも相反する二つの主張だが
プロも最初は素人だ、ということ
を思えば至極、全うな主張なのだ。
『社会経済に精通しないといけない』
『毎日、ニュースに
目を光らせなければならない』
だから、初心者には無理だ。
と諦めている人が多すぎるように思う。
これは筆者がやってみてわかったこと
ではあるが、FXに必要な経済の知識など
高校生でも知っている程度の知識でよい。
アメリカはトランプ大統領がドル安を
けん制している
これだけでも十分すぎる知識だ。
そうした知識は
日々のニュースの中で
蓄えられてゆくものでもある。
それに毎日、ニュースに
目を光らせておくことに関して
拒絶的な反応を示しすぎである。
誰も知らない情報を手に入れる
必要はないし、そもそもそんな情報は
インサイダー的にアウトである。
Twitterで流れてくるような情報でよい。
日々、目にしている情報がFXに
結びついていることを理解すれば
情報収集の平凡性が理解できるだろう。
10ヶ月もFXに触れ合えば
あらかた必要な知識は触れたように思う。
思えば、
『三年やれば勝てるようになる』
という言葉をみてFXを始めた。
『三年後は大学卒業するかしないか、
くらいだな。』
と。
就職したならば、副業として
お金が稼げる術を身に着けられるので
あれば三年は短い、と感じたのだ。
この言葉があったから
無理なトレードをすることなく
長い目でFXに向き合うことを決め
今でもFXを続けられているのだと思う。
多くの人が勘違いしていることは
FXに即効性を求めることである。
ぜひ、『三年』を見て
FXに取り組んでいただきたい。
最後に余談ではあるが
FXは借金地獄という怖いイメージ
があるが、今のところ筆者は
闇金に追われることはない。
ロスカットにゼロカットなど
借金地獄にならないための機構が
張り巡らされているからであるが
これを知ったのもFXをやったからだ。