たった朝二回のレートから下降トレンドを判断する裏ワザ
時折、東京時間での爆下げがある。
筆者は早起きが苦手なので
ボラティリティの小さい朝に
わざわざ起きるのがつらい。
そんな筆者のために、
「早起きは三文の得」的な
トレード法を編み出した。
必勝「実需買いトレード」を
閃いてから朝起きるようには
しているが、
このトレード法は
ロングエントリーしか行わない。
最近の東京時間爆下げでは
どうしても微損が出てしまう。
そこで、下降トレンドを見極めて
ショートエントリーを使いこなす
ことでついに必勝法を確立したい。
使うレートは
朝8時30分と9時15分である。
9時15分のレートが8時30分より
小さければ下降トレンド、という
極めてシンプルな方法である。
しかもこの乖離が大きいほど
トレンドが強い。
上の例では11pips。
中程度の下降トレンドとなる。
この場合のエントリーポイントは
6時から9時10分までの最安値を
5分足実体で割ったところである。
この日は11時35分が
ブレイクポイントになった。
損切りはブレイク前安値の
10pips上に置く。
損切りを建値に置き直すと
図のように狩られることもある。
利確は中程度トレンドならば
20pipsから30pipsあたりが良い。
次に、5/19のチャートを見る。
8時30分のレートは.343
9時15分のレートは.334
ほんの少し下がっているので、
微小程度の下降トレンドとみる。
この時点で
実需買いトレードのポジションは
半分損切りしておいてよい。
9時45分に実体でのブレイクを確認。
ここでエントリーをする。
小程度トレンドのため、
利確は小さく15pipsに取り、
下がりきらなくても
2時間後には手仕舞っておく。
最後に6/6のチャートを見る
8時30分のレートが.392
9時15分のレートは.365
上記5/19と同じような
小程度の下降トレンドに思える。
事実、この後10pips程度、
値を戻してから
9時45分にブレイクした。
ところがこの日の下げは止まらない。
テクニカル分析だけではなく、
明後日に控えたイギリス総選挙と
2万を割り込んだ日経平均株価の
ファンダメンタルズ要因から
1日で100pipsの下落となった。
実は超強力な
下降トレンドであったが
判断するのは難しかった。
10時30分までの落ち幅を確認し、
35pips以上の下落であれば
大程度下降トレンドを見込み、
握力強く利益を伸ばすのが最善手か。
今回は最近の中期的下降トレンドが
今日の下降トレンドを後押したとみれる。
「実需買いトレード」に今回のような
ブレイクポイントエントリーを
掛け合わせることでついに、
パワーアップした必勝法が確立される。
名付けて、
「システマチック三文の得トレード」である。