2018年5月のドル円相場は短期の高値をつけてセル・イン・メイ突入かも!下落が来るぞー!
これは間違いない。
と、いうのも案外トレンドをどう捉えるかって人それぞれ。
実は見方によれば下降トレンドとしても間違いじゃない。
だって、赤線のように高値を切り下げてきているから。
でも、この赤線は2017年9月から2018年2月までしか引けない。
その次の高値より、今の値のほうが高いからだ。
で、直近のチャートの形を見れば、2018年3月の終わりから安値を切り上げてきている。
だから、上昇トレンドと見ている。
月足レベルでチャートを見ている人にとってはまだまだ下降トレンドという見方になるだろうが、日足レベルで見れば2018年3月終わり頃から上昇トレンドが開始している。
じゃあ、どこから上昇トレンドと見たのかというと、
60EMAあたりで揉んで、これを上抜けた長い陽線1本が確定した時だ。
下降トレンド継続なら、ここで60EMAに跳ね返されることが多い。
もし跳ね返されなかったとしたら、
その次は120EMA(橙線)で跳ね返されるがこれも上抜けた。
そもそも上昇トレンドの予兆は下降のトレンドラインを抜けたところから始まる。
少し歪だが、N波動を形成している。
ここで、下のようにとれば良いのでは、と思う。
形もきれいなN波動に見える。
なぜ、わざわざ遠いほうを結ぶのか。
それには一つの理由がある。
1波動目が240pipsの上げになっている。
N波動は1波動目と3波動目が同じ長さであることが望ましい。
そこで、調整2波動目の安値から240pips上を取ると、図のようになるが、ちょうどいいところがないので、その下の短期5波動目をN波動の終点に取る。
なぜ、こうするのかというと、この2倍幅を5月の短期高値の目安にしたいからだ。
これは、E計算値とも呼ぶ。
そもそも、5月はいつか話した通り、短期の高値をつけやすい。
セルインメイになる(表現はおかしいが…)のは、いったんの高値をつけてからだ。
近年の相場を確認すると、
5月の10日ごろに高値をつけやすいことはわかっている。
直近のトレンドは上昇トレンドだが、
結構上げ続けていることを思うと、
そろそろ調整の下げが大きく入っても不思議ではない。
そこで、E計算値によってその高値を予測しようというのが今回の試みである。
以上、110.920付近がE計算値による5月の短期高値の予測だ。