日経平均株価(現物)とダウ工業株平均をXMで取引する方法のまとめ
東証1部上場2000銘柄のうち
ユニクロ(衣類)、ソフトバンク(通信)、ファナック(電気機器)などの225銘柄の平均から修正し算出される日経平均株価と
ボーイング(航空機)、Apple(IT)、ゴールドマンサックス(金融)などの米国経済を代表する30銘柄で構成されたダウ工業株30種平均は
TOPIXやS&P500と合わせて両国の経済活動の盛んさを測る一般的な株価指数である。
これらの株価をXMで取引する方法と利益を得る方法を考察する。
気配値の表示方法
日経平均株価(以下、日経225)とダウ平均株価(以下、ダウ平均)はMT4では、
Japan 225 Index Cash、Wall Street 30 Index Cash
と表される。
株価には現物と先物の二種類があり、これら二つは原理上ほぼ価格差は生じない。
先物取引は限月が-MAR18(2018年3月の意味)のように記載され、期限が来ると必ず決済しなければならない。
そして、先物の表記は新しいもの(-JUN18)と入れ替わる。
この二つの特徴をまとめてみるとこうなる。
スプレッド | スワップ | 決済期限 | |
---|---|---|---|
先物 | 広い | ない | ある |
現物 | 狭い | ある | ない |
敢えて先物を選ぶ理由はない。
日経225の取引時間
日経225の取引時間は平日01:05-23:15,23:30-23:55
これはサーバタイムなので日本時間7:05-翌5:15,5:30-5:55
金曜日だけ終了時間が早く、日本時間で翌土曜の朝5:10に終了する。
※夏時間で計算。冬時間なら1時間遅くなる。
ダウ30種平均の取引時間
ダウ平均も日経225と同じ取引時間となる。
証拠金計算
CFD商品の証拠金計算は888倍のレバレッジ口座を使っていても別の倍率になることに注意する。
証拠金率がそれぞれについて決まっている。
証拠金率 | レバレッジ換算 | |
---|---|---|
日経225 | 0.5% | 200倍 |
ダウ平均 | 1% | 100倍 |
取引サイズ
CFD商品はLotの概念もドル円などとは違う。
日経225の1Lotは1単位を意味する。
つまり日経225の1Lotは17,000円とか18,000円になる。
取引はこれの0.5%の証拠金で良いから85円~90円程度になるというわけだ。