夏時間に変更|トレードで気をつけるべき7つのポイント
3月11日米国のサマータイム導入
3月25日欧州のサマータイム導入
4月1日豪州のサマータイム導入
日本から見ると1日のサイクルが1時間早まる。
XMでもこれに準じてトレードで注意すべき点がいくつかあるためここにまとめておく。
営業時間が朝の6時からになる
冬時間では朝の7時からの営業であったが、これが朝6時から開始になる。
早朝はスプレッドが広がりやすい。
元々ボラティリティが小さい早朝にスプレッドが4pipsも5pipsもあっては期待値の高いトレードは出来やしない。
1時間ほどすればスプレッドも落ち着くから、これまで8時頃まで触れなかった為替が7時頃から触れるようになるということだ。
ロンドン時間が16時から始まる
15時ちょうどに東京の株式市場が引けた後、1時間後にロンドン時間が始まる。
欧州と米国はともにサマータイム適用なので時間差が広がることはないがサマータイム適用のない日本と適用中の欧州で開場の時間差が変化することになる。
ニューヨーク時間が22時から始まる
CME取引所の営業時間は22時からとなる。
ただし、ニューヨーク株式市場は30分遅れの開場となるため、22:30からの営業開始となる。
サーバ時間の表記はそのまま
XMではサーバ時間がGMT+2である。
日本と7時間の時差があった。
サマータイム中ではこれが6時間の時差になる。
しかし、表記は変わらないので、0時と書かれてあってもこれまでは7時でこれからは6時となる。
指標発表が1時間早くなる
まさか、勘で指標発表に対処している人などいないだろうが、そういう人はぜひ気を付けなければならない。
オプションカットが23時になる
オプション取引の執行期限にあたる日とその前日頃からはオプションレートが意識される。
ドル円107.50円にその日期限のオプションカット(大きめ)がある場合、
オプションカットまでこのレートを挟んでレンジになりやすく、
カットタイム後にトレンドが出ることがある。
もちろん毎回のオプションカットで機能するわけではなく、ファンダメンタルズ分析的に他の材料不足であることが前提となる。
ロンドンフィキシングが0時になる
ロンドン市場が終わりを告げる。対顧客向けレートが決定される。
フィキシングで決済を集中すれば為替差額が抑えられる。
大きなお金を実需で動かす場合は、損得よりも取引レートでの決済が確実に行われることが重要視される。
つまり、全世界から大容量の取引が集中する時間だ。
正直、この時間は売っても買ってもどちらでも良いと思う。
しばらくすれば戻ってくるからだ。
まとめ
人間が相場を動かしている以上、その人間の活動時間が変わるということは相場に何らかの影響をかならず与える。
「今の主流はコンピュータの自動売買だ」
などという異論は受け付けない。
変わるものは変わる。
変わらないものはただ一つ。(察し)