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ゴトー日と月末は実需のドル買い(5/31チャート解析あり)

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ゴトー日とは……

5.10.15.20.25.30日の5の倍数の日のことである。

 

この日はユニクロのような輸入企業が海外への決済をする日に当たるため実需の動きが注目される。

 

具体的には、
9時55分の仲値に向けて
ドル買いが進行しやすい。

 

なぜ、ドル買いか。

輸入企業がドル建ての場合、
決済に向けてドルを調達する必要がある。

 

取引銀行からドルを購入するのに備えて
取引銀行はインターバンクから先んじて
ドルを調達しておくらしい。

 

銀行にドルが足りなくなるから
銀行はドルを買う。

 

この動きがドル高要因となり、
9時55分までに完了する。

 

さて、問題は
何時までに終了するのか、
というところである。

 

9時ちょうどに完了している
のであれば、それから先に
ドル買い要因は無くなるわけだ。

 

仲値時間まで買い続けるのは
愚かだろう、ということである。

 

動きの始まりはおそらく8時頃とみる。


8時から15分足一本分で
10pips程度の吹き上げがあれば
このときにドル買いが完了したものと見る。

 

それから先に買うことは
仲値買いを根拠にはできない。

 

しかし、午前11時、午後2時には、
投資信託のドル買いも出てくるため、
いずれもドル高方向に動く確率が
高まるらしい。

 

ゴトー日の輸出企業による円買い

ゴトー日の中でも前3日、
5.10.15日は特にドル高に振れやすい。

 

20日以降のゴトー日には
トヨタなどの輸出企業が国内下請け会社への
支払いにドルを売って円を買う動きもみられるため
一方向にドル高とは行かないことも多いようだ。

 

月末も同じく決済のために仲値が注目される。

 

30日が月末の月は荒れやすい。


ドル買い圧力もドル売り圧力も拮抗し、
体系的な動きになりにくいので
仲値あたりの取引は控えたほうがいいだろう。

 

5月31日のドル円のチャートはこうなった。

 

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日本(GMT+9)とMT4のサーバ時間(GMT+2)に
7時間の時差があるため04:00という表記は
日本時間の朝10時である。

サマータイム導入で1時間縮まっている。

 

カーソルのローソク足のちょうど8本前、
(1本15分なので2時間前の8時00分)から
10銭程度の落ち込みを確認。

 

9:50頃に10銭程度の吹き上げを得て、
底から20銭のドル高であった。

 

その後、結果として
12時まで上がり続けたが
14時前には買い一巡となったため


投資信託によるドル高傾向は
当てはまらなかった。

 

元々、東京時間は実需的な取引が多く、
また取引量も少ないため

 

ゴトー日でもない限り
ボラティリティは大きくない。


そんななか、東京時間で
20pips抜けることもある
ゴトー日は狙い目である。