16時欧州勢に勝つドル円トレードポイント
16時からロンドン市場が開く。
東京時間が材料不足でヨコヨコに動いていた場合16時のロンドンおじさんの動きがボラティリティの契機になる場合も多い。
16時の動きからエントリーポイントを探してみよう。
16時の5分足が陽線なら16時05分にロングする。
ただしこの陽線が長い陽線の場合は陽線の半値までの反発を伴うことが多いので10分まで様子を見る。半値まで戻したところでロングでエントリーする。
16時30分頃までに吹き上げると一安心だ。
16時頃がその日の高値圏の場合、高値を30分以内に高値を更新できなければ売りが出る場合もあり注意しなければならないが16時は一日の中でも高値を更新するエネルギーを持つ大きな動きである。
利確は16時00分のレートより+30pips~40pipsで
19時から19時20分の間に最高値をつけることが多い。
ここまでは16時のポジションを握っておくのがよい。
さらに30pipsしっかり吹き上げた場合はリスクオン目線と見て良いだろう。
次は押し目を狙うことになる。
押し目をつけるのは23時頃になることが多いがその日の仲値+1~2pipsあたりだ。
上のオレンジの線が仲値のレートである。
上昇トレンドがしばらく続くか16時00分から60pipsほども吹くと利益確定の売りが多く出る場合があり、その場合は多くはその日の安値を更新することになる。
仲値を下抜けたらこの目線も持っておくとよい。
ややこしいが上のチャートのオレンジ線は仲値ではないことに注意。
16時が陰線の場合16時00分のレート+6pipsで指値売りの注文を入れる
上のチャートでは12pipsも反発しているがもう少し小さい反発にも対応するため6pipsあたりが良い。
これは1時間以内に引っ掛からなかったらキャンセルして二番底でロングする。
二番底がその日の最安値なら反転する確率も高い。
そのままNYタイムに入っても高値を更新し続ける可能性が高い。
16時が陰線でも陽線でも1時間以内に反転した場合材料不足によるレンジ相場を見込む
材料待ちの場合にレンジ相場になることは多いが、欧州勢の勢いを以てしてもすぐまた16時のレートに戻ってくることがある。
その場合はレンジ相場が材料が出るまで続くことになる。
レンジ相場でのエントリーはただ一つ。
レンジの底でロング、天井でショートを繰り返すだけだ。
ドル円のレンジ幅は15pipsほどになる場合が多いので損切りは小さく利確も欲張らずにこまめに行うのが良い。
ここでレンジの種類は三種類ある。
レンジの安値が水平線上に乗るパターン1
レンジが高値、安値を切り下げるパターン2
レンジが高値、安値を切り上げるパターン3
ーーこれはパターン2の逆で理解してもらいたい。
3、4時間様子を見ればどのパターンか判断することができるがレンジブレイクが近い可能性もあるのでトレンドの逆張りになるようなレンジエントリーは控えたほうがいいだろう。
レンジ相場ではいかに早くラインを見極めるかが肝心だ。